ネオたぬ記

読んだ本の感想。見聞きしたこと。

満身創痍

両親に坊を預けた翌日、一応熱は下がったので育児復帰。とはいえ体はまだバリバリに痛いし完全ワンオペは嫌なので、徒歩でいける実家に移動して日中を過ごしました。

しかし。

昨日丸一日、坊を実家に預けていたところ、母は腕が痛くなり、父は腰が痛くなり。みんなあっというまに満身創痍ではないか。いろいろ改善策を講じ奏効してはいるものの、本質的な哺乳瓶嫌いは完全には解消されず。寝かしつけても哺乳瓶を与えようとしても「ちがうんじゃー」という感じで抵抗することもあります。夕方、しょうがないからわれら夫婦の秘密兵器ボバラップ(だっこ紐)に坊を押し込んで、弱った体をおしてお散歩へ。そしたら5分くらいであっさり寝やがりました。寝顔超可愛い。

どうせ家に帰って布団においても起きるなと思い、そのまま公園へ行ってきたのですが、赤ん坊と二人で街にいると、ほんとによく人に声をかけられます。特に見知らぬじーじ、ばーば。しっかり外に出てる日は、一日で複数人に声をかけれるのが普通なくらいです。今日は1時間弱の散歩&公園の間に3人に声かけられました。世の人々、赤ん坊好きすぎないか。

「これからも可愛いのがずーっと続くわよー。私の子供なんてもう40代だけど、まだ可愛いって思ってるもの!」と街のばーば。

「近くに住んでるの?またこの公園来なさいよ!」と別のばーば。

 

今まで長く住んでてほぼ交流がなかったのに、子どもが生まれてから毎回挨拶するようになったおっちゃんもいます。家の前通ると庭仕事とかやめて出てきます。ご近所の同世代の子育て世帯の人たちとも挨拶をちゃんとするようになったり。いずれも育児の負担軽減になったりしているわけではないですけど、いいものですね。みんな忙しそうだけど、優しい。

当たり前ですが、自分のおかれた環境が変わると見えるものも変わります。逆に人によっては見えにくくなるものもあるなとも思ってるんですが、それはまた考えていきたいところ。子育てをしている人たちの局在と分断とでもいいましょうか。

 

あと、ちびっこを抱っこして移動している人々をみると「腰、痛いよね!」と勝手に共感するようになりました。みんながんばってるよ!